手専用のポーズ集や
自分の手をみながら描いては見るものの
どうしても思うとおりに描けず……。
そして何より、
手を描きたくない気持ちが大きくて
長いこと悩んでいました。
でも、
今は手に対しての苦手意識がなくなりました!
- どうして苦手意識がなくなったのか
- 実際にどのように手を描いているのか
それぞれ
手の描き方【考え方編】と手の描き方【実践編】
で解説していきます。
今回は手の描き方【考え方編】です。
手を描くことってそんなに大変じゃないよ!
固くなりすぎずゆる~く描こうね♪
ということを詳しく説明していきます。
なぜ手を描くことが苦手に感じるの?
そもそも手とは…?
絵の中で、手メインの絵でないかぎり
パーツの1つでしかない。
それなのに正確に描こうとしてしまう。
どんなポーズ、どんな角度でも
正確に描かなければ!!
と思ってしまいがち…。
正確に手を描けないとダメ?
そんなことない!!
どんなポーズでも正確に描ける
→ 個性の1つ
- 動物が得意
- 可愛い系が得意
- リアル系が得意 などの個性の中の1つ
絵(人物絵)を描く上で
必須のスキルではない。
『この絵いいなあ…。』
と自分が惹かれる絵は
手の正確さに惹かれた?
それ以外の部分に
魅力を感じていることも多いハズ!
私が手を描く上で意識していること
- 絵としてのバランスが取れているか
- 手っぽく見えるか
- 何をしているところか分かるか
3つの中でも特に私が意識するようにしているのは
- 絵としてのバランスが取れているか
(そういう依頼等でない限り)
正確な手を描くことではなくて、
絵を仕上げることが大事!!と意識しています。
1と2と3をそれぞれ見ていきます。
人体のバランス的に手がありそうなところに描くというのは勿論ですが、
絵としてのバランスを重視した描き方がおススメ。
- ここに何かアクセントが欲しいな
- なんだか空間が空いているな
などで手の位置を決めて描いてみる。
体の部分が緑1色だと単調な気が。
絵全体を見たときに、白がもう少し欲しかったので
手とコーヒーカップを描いた。
真ん中から下に空間が空いていたので、
手や小物を描いてバランスを良くした。
手を描くというよりも、
アクセントを描き入れる、空間を埋める
という意識で描くと、固くなり過ぎずに描ける。
手、肘から先、手首、小道具等
いろいろな要素から手だと分かればOK!
手やポーズだけで表現するのではなく
位置や小道具、
体の他の部分(顔の向きや表情など)で
何をしているところか分かれば大丈夫!
まとめ
- 手は絵を構成するパーツの1つ
- 手を正確に描ける=個性の1つ
- 『手を描くぞ』ではなく『手でも描いておこう』くらいの気楽な気持ちで
- 手を描くときは手以外の要素を有効に使う